リーマン・ショックから10年

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リーマン・ショックから10年と各所で報じられています。

モーゲージ・ローンから生み出された金融商品に端を発した信用収縮に伴う世界金融危機におけるイベントの一つが米投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻でした。

その当時の私は金融関係に在職していましたが、蚊帳の外で連日のニュースを見て「何かすんごいことになっている」ぐらいにしか思っていませんでした。

当時の投資先は日本株でしたが、幸運にも本業が忙しすぎて株価を見ている暇が無く慌てふためくことはありませんでした。一方で追加投資もしなかったため、回復の波には乗れませんでした(残念)

さて、危機から節目の年を迎えたこともあり次なる受難に備え、この機にドローダウンの試算をしてみたいと思います。

算出方法は、10,000回のモンテカルロ・シミュレーションを計10度行い、VaR(1 in 100)の平均を見てみます。
分布は正規分布(リターン 5.9%、リスク 15.1%*1)としています。その結果がこちら。

  リターン リスク VaR(1 in 100)
Case 1 6.0% 15.0% -29.5%
Case 2 6.0% 15.1% -29.1%
Case 3 5.6% 15.0% -29.2%
Case 4 5.9% 15.1% -28.4%
Case 5 6.0% 14.9% -29.2%
Case 6 5.9% 14.9% -28.9%
Case 7 5.8% 15.1% -29.5%
Case 8 5.6% 15.3% -30.4%
Case 9 5.9% 15.1% -28.9%
Case 10 6.2% 15.1% -29.3%
平均 5.9% 15.1% -29.2%

VaR(1 in 100)におけるドローダウンは約30%。まあまあ納得の数字です。

リスク資産の3割が焼かれる光景は見たくもありませんが、ここまでは頭に入れて余裕で我慢できないとダメなラインです。
レイ・ダリオもガンドラックも最近の発言で先行きはバラ色でないと述べており、そろそろ覚悟だけでもしておいた方が良さそうです。

*1:myIndexにて算出しています。