2017年8月 気になるインデックス投資関係のトピック

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2017年8月の私が気になったインデックス投資関係のニュースを備忘録代わりにまとめます。

 

りそなアセットマネジメントがSmart-iシリーズをリリース

りそなアセットマネジメントが新たに低コストインデックスファンドのSmart-iシリーズをリリースすると発表しました。
Smart-iシリーズとして、以下の9本のファンドがラインナップされています。

 ・Smart-i TOPIX インデックス(信託報酬 0.170%)*1
 ・Smart-i 日経225インデックス(信託報酬 0.170%)
 ・Smart-i 先進国株式インデックス(信託報酬 0.20%)
 ・Smart-i 新興国株式インデックス(信託報酬 0.340%)
 ・Smart-i 国内債券インデックス(信託報酬 0.140%) 
 ・Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)(信託報酬 0.190%)
 ・Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)(信託報酬 0.190%)
 ・Smart-i Jリートインデックス(信託報酬 0.170%)
 ・Smart-i 先進国リートインデックス(信託報酬 0.20%)

目玉は、信託報酬最安に躍り出たTOPIXと日経225です。これが引き金となって後述する仁義なき信託報酬戦争が再燃します。
りそなアセットマネジメントの心意気は感じるのですが、残念ながらコスト意識の高い層が主に使っているネット証券はおろか9月5日現在でも販売会社が決まっていない状況です。

 

iFree S&P 500インデックスが登場

低コスト8資産均等バランスを他社に先駆けて投入したり、低コスト新興国債券を販売してみたりと独自色の強い大和投資信託のiFreeシリーズから米国株の本丸 S&P 500種に連動した低コストファンド「iFree S&P500インデックス(信託報酬 0.225%)」が発表されました。

最近高まる米国株人気も相まって、待ち望んでいた人は多いと思います。勿論、コスト的には海外ETFのIVVやVOOには敵わないでしょうが、為替取引をせずに日本円で少額から積立投資できる利便性は素晴らしいと思います。

他社の追随も予想されるため、先行者利益をどれだけ築けるかが鍵です。

 

日本を含む全海外株式インデックスファンド登場 

ステート・ストリートから、待望の日本を含む全世界株式を対象としたインデックスファンド「全世界株式インデックス・ファンド(信託報酬 0.480%、信託財産留保額 0.3%)」が販売されることになりました。

インデックスはMSCI All Country World Index、日本株部分は日経平均TOPIXではなく、MSCI Japanで運用されるとのことです(恐らく本邦初)。

日本を除くMSCI ACWIに連動するファンドは、三井住友アセットマネジメントの「三井住友・DC全海外株式インデックス(信託報酬 0.250%)」、そして三菱UFJ国際の「eMAXIS全世界株式インデックス(信託報酬 0.600%)」の2本があります。

今回の全世界株式インデックス・ファンドはコスト面では三井住友・DC全海外株式インデックスに見劣りしますが、リバランスが一切不要というストロングポイントがあります。

私はVTを購入しているため、こちらを買う予定はありませんが更に低コスト化(概ね信託報酬が0.3%台)が進めば、ポートフォリオに加えることを検討したいと思います。

 

TOPIX連動ファンドの低コスト化が止まらない!

りそなアセットマネジメントの「Smart-i TOPIXインデックス」が業界最安水準の信託報酬 0.17%を打ち出したことで、再びインデックスファンドの低コスト競争に火がつきました。

Smart-iの動きに対して業界最低水準の運用コストを打ち出している三菱UFJ国際のTOPIX連動ファンド「eMAXIS Slim 国内株式インデックス」が対抗値下げを発表し、同率の0.17%へ。

eMAXIS Slimの謳い文句が看板倒れで終わらなかったことへの喜びも束の間、大外から三井住友アセットマネジメントが「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」を「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」へ改称し、信託報酬を0.19%から0.16%に引き下げとブッ込んできました。

夏の終盤ですが、低コスト化の争いはまだまだホットです。 

 

三井住友トラスト・アセットマネジメントがバランスファンドのラインナップを充実

三井住友トラスト・アセットマネジメント(SMT)が「SMT 8資産インデックスバランス・オープン(信託報酬 0.50%、信託財産留保額 0.1%)」と世界経済連動型バランスファンド「SMT 世界経済インデックス・オープン(信託報酬 0.50%、信託財産留保額 0.1%)」(標準型、株式シフト型、債券シフト型の3パターン)の計4本を発表しました。

注目は世界経済連動型のファンドです。この手のファンドとしては、SMT自身が運用している「世界経済インデックスファンド(信託報酬 0.50%、信託財産留保額 0.1%)」があります。
世界各地域のGDPを参考に株式と債券のインデックスファンドを組み合わせる非均等型で、資産規模は506億円(2017年9月4日現在)の人気ファンドです。

世界経済インデックスファンドのアロケーションは、

「基本組入比率は、地域別(日本、先進国、新興国)のGDP国内総生産)総額の比率を参考に決定します。」

となっているのに対して、SMT 世界経済インデックス・オープンは

「基本組入比率は、地域別(日本、先進国、新興国)のGDP国内総生産)総額の比率に基づき決定します。」

となっていることから、純粋にGDPに基づく運用がなされるようです。

私は人的要因の介入しないSMT 世界経済インデックス・オープンの方を支持します。ただし、今のところまだ販売会社がアナウンスされていません。ネット証券の取扱が発表されたら少額積立をしようかと目論んでいます。

*1:信託報酬は全て税抜